日本の教育現場 ICT活用

 日本の教育現場では、GIGA SCHOOL構想ということで一人一台のパソコンを導入した動きが本格化し、北海道内でもおおよその学校で整備完了している状況です。日本国内の教育現場のICT活用度合いを示すグラフを紹介します。

1 ICTを活用した授業について

授業でのICT活用頻度 文部科学省より

  上記のグラフを見てもらえると分かる通り、日本は各国のICT活用した授業の時間が圧倒的に少ないのが事実です。加盟国の中でもビリ、、、。私自身も現場でも見てきてパソコンを使わず、電子黒板を使わず、タブレットやその他のデバイスを使わない授業は今でも普通(大半)に行われています。決して使わないことを批判している訳ではないのですが、、、使っている自分からすると黒板とチョークだけの授業の時より「子供達の集中力」「アイディア」「雰囲気」が高いのです。今まで出てこなかった意見が出るようになったということも沢山あります。
 また、ここで調査している学級はいわゆる通常学級です、、、本来たくさんの手立てを活用するべきである支援学級の子どもたちはこのデータよりもっと低い頻度になっているのです。

2 学校は忙しい

 上記内容にも記載しましたが、本来はもっとICTを活用して様々な体験経験してもらうべき支援級の子どもたちに、十分にICTを活用した授業が行われていないのは事実だと思います。それはそうなんです。パソコンとかICTとかプログラミングって難しいので、他の事も沢山指導する先生にとっては大変なん事なんです。ただシンガポールやオーストラリア、マレーシアの支援を要する学校を見学した時、いわゆる学校よりも多くICTが活用されていました。

3 RASAにできること

 学校や先生を批判している訳ではありません。私も現に学校現場で今でも勤めています。RASAにできることは、先生や保護者に変わって、存分にICT等に関わる活動を提供していきます。そこで、楽しさを見出したり自信をつけたり、誰かと関わったり協同したりできるよう運営して参ります。それぞれ子供達にあったアプリや経験を提供致します。