偉そうに言うつもりはありませんが、タイピングゲームだけやればブラインドタッチや素早いタイピングできる訳ではありません。私はそれを教育現場でずっと見てきました。今回は、タイピングゲームより優先すべき取り組みを紹介します。それは、「相手との言葉(文字)のキャッチボール」です。それだけ?と思われた方もいるかと思いますが、何より誰かに何かを伝えたい、返答したいと思うと自然に文字を打とうと必死になります。これは英語の勉強に励む人と少し似ているところがありますよね。英語で言えないもどかしさから勉強するみたいな。
RASAでは、Minecraft教育版で大会用の街を作っている最中に上記画像のように、私から質問がドンドン飛んできます。これ何?とか順調とか?どこうまくいった?などに対して日本語を打ってくれます。マイクラだけやってるなんて思われますけど、マイクラの操作や配置、計算も必要ですけど、更に私から質問が飛んで返信まだかな〜😊なんて言われるから生徒は結構大変なんですよ。近くにいるけどタイピング、上達のための取り組みです。
「家は木で作りました」という日本語を打つには、「iehakidetukurimashita」と打ちます。
タイピングゲームの多くは、文字が全て画面に出てきてそれを打ち込みます。ですから、パソコン活用時にいつまでたってもアルファベット表を見て入力します。もちろん綺麗にブラインドタッチさせると言うことであれば、必要なので私たちもタイピングゲームに取り組みますが、メインは「言葉(文字)のキャチボール」です。