不登校・学校問題対応

 今のお父さんお母さんが学校に通っていた頃と比べると、考えられないようなトラブルが学校には存在しています。そんなの「ぶん殴れ」とか「そんなことを気にするな」と親からすると理解しにくいトラブルが多くあります。しかし、現実は想像を超える深刻な状況になっています。

 昔の時代にも暴力やいじめはありましたが、今の子供たちは自宅に帰ってきても「いじめ」の恐怖がつきまとっています。それはご存知の通り、スマホやオンラインゲーム、インターネット上のことです。LINEに素早く反応しないと、オンラインゲームで友達が集まっているから、知らないところでグループトークで悪口を言われ馬鹿にされている…そう考えると子供達は、家にいながらも24時間イジメにあうことを怯えながら過ごしているのです。

グラフ出典:文部科学省

 私たちRASAには、不登校の生徒も在籍しています。学校にも行けず、教育委員会の設置する適応指導教室にも行けずに悩んでいる子どもたちの居場所としてなれるよう私たちは取り組んでいます。ただ、福祉施設ということもあり通うためには、通所受給者証が必要になります。長い方で取得までに3ヶ月を要したご家庭もあります。詳細は下記からご参照ください。

グラフ出典:文部科学省

 いじめや不登校、暴力、ネットトラブル、虐待など多くのトラブルが子供達を取り巻く環境から、年々自殺する子供達も増えていきています。何があっても親には言わない子供もいます。理由は、悲しませたくないからです。

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グラフ出典:文部科学省

 不登校に対する世間のイメージは、決して良くないですが、様々な苦しい現実から逃れ心と体を休める行為は必要なことだと思います。不登校の子どもたちの心のセンサーは、感度が良く素晴らしい感覚だと私は思っています。ただ…とりあえず家にいさせて「様子を見る」ことだけで良いのでしょうか??私の経験上ですが、目的のない「様子を見よう」という行為こそ危険だと捉えています。じゃあ何をすべきなのか。